2016-01-01から1年間の記事一覧

フリースタイルダンジョン雑感 

ランニングマシンでふんふんやってたらFSD(フリースタイルダンジョン)やっていたわけで、最近ヒップホップの歴史とか最近のヒップホップも履修した俺は(界隈がやたらその方向に向かっている)、そろそろわかるんじゃねーの?という淡い期待をいだきながら…

空間についてつらつら

師走ですが、僕は全然忙しくないです(ノージョブでフィニッシュです)(今年一つお仕事もらったので、来年は二つにしたいね) カメラワーク論が少し長じて、今回はゲームと映画においてちょっと思う所を。 www.youtube.com 小津の『東京物語』はまぁ非常に…

2016年声優の演技ベストアクト選 

ウ ン チ ー コ ン グ っ て し っ て る ? 僕は知りません。 今年も佳境なのでそろそろ色々総括しなきゃいけないし、今日はとりあえず今年良かった声優の演技を貼っていきます。 軽く声優を論じるときの大枠の観点について話します。 コンスタントに良い演…

「人喰いの大鷲トリコ」と「watch_dogs2」の視点批評

あくまで簡潔に「人喰いの大鷲トリコ」と「watch_dogs2」の視野についての批評を。 PS4ゲーム「人喰いの大鷲トリコ」のカメラの悪いところは大きく上げて3つ。・マチが大きすぎてすぐ反応しない。←これはすぐ改良されていい気がする。・L1でトリコを見上げ…

メイヤスー4章 resume

カンタン(簡単)・メイヤスー「有限性の限界」横山 祐「第四章 ヒュームの問題」……… 第四章の解説 この章のキーワード・ヒュームの問題安定性/絶対性・頻度の帰結 「私達は眼差しを非理由に転じねばならない。非理由をこの世界自体の真なる内容にしなければ…

巻き込み型アニメを問う 新海誠の背景の仕組み

さて、先日高畑勲に関してこういう(http://d.hatena.ne.jp/kingfish/20140505)記事が新海誠批判の基点として掘り出されて、「巻き込み型アニメ」としての新海誠を問うような論調を先程見かけた。それに関して、少し思い出したことがあったので随筆する。 先…

ニーチェ省察 三

ニーチェ「喜ばしき智恵」(河出文庫 417p) 「博学な書物を前に」 「われわれは、書物に囲まれ、書物に尻を叩かれてようやく思考を始めるといった連中とは一線を画す。われわれはいつも、外気の中で思考する。ーー歩いたり、飛び跳ねたり、登ったり、踊っ…

ニーチェ省察 二

「真理はつねに本質として、神として、最高の審級として立てられてきた。…しかし、真理への意志は批判を必要とする。ーーそこでわれわれの課題を規定しておこうーー試みに一度は真理の価値を問題にしなければならない、と」 それゆえ、カントは最後の古典的…

ニーチェ省察 一

-p175 (「ニーチェと哲学」G・ドゥルーズ 江川隆男訳) 「高いものと高貴なものは、ニーチェによっては、能動的諸力の優越性、それらの諸力と肯定との親和性、それらの諸力の上昇傾向、それらの諸力の軽やかさを示している。低いものと下賤なものは、反動的…

ゲームレビューその2

やったゲームの感想 それほど批評的でもないし、まさにまさに雑記。またメジャーなのも多いがあしからず。 1 Ryse son of romeエンジンこそ専用ではないが映像がただただ美しい。ただ美しいのではなく、ベン・ハーの世界を手回しカメラで移動するような喜び…

Steam ゲームレビュー1 ”FIREWATCH”

最近ゲームばっかしてるのでゲーム記事書いた。多分今後も書くのでその1とする。 実は次回、誌で用意してる企画が、…まぁ色々ありまして。 載せる場所もないのでブログに投げる。 Firewatch http://store.steampowered.com/app/383870/?l=japanese (このゲ…

読書欲が戻った話

大学の授業が全部終了して、それでもまぁ先のことを考えると一息もつけずに居たりした。これで一応自由の身ということらしいが、サルトル的な意味で全く開放感はなかった。刑務所の中で今日は一日自由人のフリをしろと言われたような心地だった。んで大学期…